Red Hat OpenShift に含まれている Red Hat OpenShift Virtualization は、新規および既存の仮想マシン (VM) ワークロードを実行およびデプロイするための先進的なプラットフォームを提供します。Red Hat Enterprise Linux、CentOS およびその他のサードパーティのオペレーティングシステムゲストを OpenShift Virtualization 上で実行できます。
簡単に言うと、OpenShift Virtualization は、クラスタ内の名前空間上に存在する Pod 内で VM を実行します。VM はマルチテナント・プラットフォーム (Red Hat OpenShift) 上で実行されるため、OpenShift Virtualization VM のショーバックおよびチャージバック機能を活用できます。
Red Hat Insights のコスト管理サービスは最近、OpenShift Virtualization の追跡をサポートするようになり、OpenShift クラスタ内で実行されている仮想マシンに直接関連するコストを追跡できるようになりました。Red Hat OpenShift で実行されている各 VM に関する情報を収集し、関連するコストが月次集計レベルで関連付けられるようになりました。
この機能には、新しい API エンドポイント (/api/cost-management/v1/reports/openshift/resources/virtual-machines/) およびコスト管理の OpenShift 詳細ページに追加された「Virtualization」タブが含まれます。これは、特定のクラスタ/ノード/プロジェクトにドリルダウンすると見つけることができます。UI と API の両方において、実行中の VM の最新の詳細情報とその月の累計実行コストが表示されます。
Red Hat は、OpenShift Virtualization VM のコストのプレビューをリリースしました。このプレビューでは、CPU とメモリーのコストが VM に分散されます。ストレージ、ネットワーク、オーバーヘッド (コントロールプレーン、未割り当て容量、ユーザーがクロスサービスとみなすプロジェクトなど) のコストも考慮する作業が進められています。
今すぐ Red Hat Insights のコスト管理機能に OpenShift クラスタを追加し、Red Hat Hybrid Cloud Console で OpenShift Virtualization のコストを計算してみましょう。
Red Hat OpenShift Virtualization について詳しくご覧ください。
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執筆者紹介
Pau Garcia Quiles joined Red Hat in 2021 as Principal Product Manager. He has 20 years of experience in IT in various roles, both as a vendor and as a customer, systems administrator, software developer and project manager. He has been involved in open source for more than 15 years, most notably as a Debian maintainer, KDE developer and Uyuni developer.
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