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Red Hat Government Day Tokyo 2024

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2023年9月に改訂された「政府情報システムにおけるクラウドサービスの適切な利用に係る基本方針」では、「クラウド・バイ・デフォルト」原則を継承しながらも、単純なクラウド利用ではなく、クラウドのメリットを享受できる形での利用「クラウド・スマート」の徹底と、そのためのモダン技術の活用が方針として謳われています。

反面、大規模システム等の難易度の高いシステムでは、モダンアーキテクチャへの変更が容易ではなく、一部既存のアーキテクチャをオンプレミスに残しながら、システムを段階的にモダン化しクラウドへ移行していくアプローチも増えています。

また、行政においても LLM に代表されるAIの活用は、いよいよ実証フェーズに入ってきています。行政システムに求められる固有の要件に合わせて、LLM をチューニングするためのアプローチについて選択肢も増えています。

このセミナーでは、オンプレミスでありながらクラウドライクな管理インターフェースを提供する各種ソリューションと、行政システムで AI を活用するための、LLMチューニングのアプローチについて、レッドハットおよび協賛ベンダからご紹介します。

Red Hat Government Day Tokyo 2024

【日時】2024年8月29日(木) 15:00- (オンライン開催・当日受付オープン 14:50 予定)
【主催】レッドハット株式会社
【対象】行政機関の情報システム、およびシステム基盤の提案・設計・構築・運用等行う
官公庁、自治体の職員の方 もしくは システムインテグレーション企業の方
※対象外の方はお断りする可能性がございます
【開催方法】ご登録完了された皆様に、ウェビナーのアクセスリンクをお送り致します

 

TimeSpeakerSession TitleSession summary
15:00 - 15:05レッドハット株式会社 
常務執行役員 エンタープライズ事業本部長
赤田 将之
  
15:05 - 15:25レッドハット株式会社
テクニカルセールス本部 ソリューションアーキテクト
塚本 正隆
クラウド・スマートから考えるアプリケーション開発運用基盤の目指すあり方と価値
〜開発者体験を最大化する安心安全な舗装路としての基盤〜
クラウド・バイ・デフォルトのかけ声のもと、クラウドサービスの利用が活性化しつつある一方で、クラウド本来の価値を活用したアプリケーション開発/運用の推進が課題となっています。
本セッションでは、クラウドの真価とは何かを再確認し、そのうえで開発者体験を最大化するアプリケーション開発運用基盤としてのあり方を考えます。
基盤が開発者パフォーマンスの最大化に寄与することでエンドユーザーにサービスやアプリケーションの価値を送り届け続ける。そんな未来を一緒に思い描いてみましょう。
15:25 - 15:55レッドハット株式会社
ソリューション営業部 セールススペシャリスト
大村 真樹
行政DXは誰のため?レジリエンスとサステナビリティの両刀で切り拓く、日本の行政サービスモダナイゼーションの夜明けデジタル庁の発足から丸3年が経とうとする今、改めて行政DXの現状と課題を振り返りつつ、レッドハットが提唱する「デジタルガバメントサービスアーキテクチャ」がどの様にして行政サービスのレジリエンス(しなやかな回復力)とサステナビリティ(持続可能性)を実現するのかを示します。またレッドハット製品を活用した海外の行政府の事例を通して、彼らがどの様にして行政DXを推進しているのかもご紹介します。
15:55 - 16:15ニュータニックス・ジャパン合同会社
アドバイザリーソリューションアーキテクト
吉瀬 淳一 氏
データ主権を担保しつつクラウド技術のメリットを享受する『ハイブリッドマルチクラウド』への道クラウドサービスを活用することの主な利点は、アプリケーション開発にアジリティとスケーラビリティをもたらすことですが、既存のアーキテクチャーをクラウドに移行するのは容易なことではありません。また、国外のパブリッククラウド企業にデータを預けることにより、データ主権の侵害やクラウドロックインという新たな課題が発生します。

そういった課題を克服するための選択肢として、Nutanixが提唱する『ハイブリッドマルチクラウド』をご紹介します。
16:15 - 16:35日本ヒューレット・パッカード合同会社
インダストリー営業統括本部
インダストリー技術本部 本部長
中村 史彦 氏
ガバメントDXを加速するクラウド・スマートなプラットフォーム行政機関ではデジタル化やDXへの取り組みの加速を背景に、所有するITプラットフォームは従来のデータセンター内だけではなく、拠点のエッジや複数のクラウドへの分散化、複雑化が進み、ITプラットフォームやデータをセキュア且つ効率的に管理、活用することが一層求められてきております。本セッションでは、米国国防総省等の先進事例を交えながら、政府の新しい方針であるクラウド・スマートを実現しガバメントDXを加速するためのソリューションについてご紹介します。
16:35 - 16:55日本アイ・ビー・エム株式会社
技術理事 東京基礎研究所 AI テクノロジーズ担当 
シニアマネージャー 
博士(情報理工学) 倉田 岳人 氏
オープンこそがAIの未来
〜信頼できるオープンなAI基盤モデルと自社データによる競争力強化〜

AIによる価値創造の時代、生成AIの活用を検討する企業は、推論コスト・AIの信頼性・エネルギー効率・移植性・企業データの効果的かつ安全な活用といった課題に直面しています。

これらの課題に対応するには、イノベーションだけでなくオープンで健全なAIコミュニティーで立案された戦略が必要です。

本セッションでは、エンタープライズAIを拡張するためにIBMが設計した最新テクノロジーと成功するためのAIビジネス戦略についてお伝えします。

16:55 - 17:05Q&A セッション  
17:05 - 17:10レッドハット株式会社 
エンタープライズ事業本部 公共事業部長
松下 悟
  

 

本イベントまたはコンテンツは、ニュータニックス・ジャパン合同会社日本ヒューレット・パッカード合同会社日本アイ・ビー・エム株式会社レッドハット株式会社 が共同で提供するものです。そのため、上記4社が、上記の登録手続きの一環としてお客様が個人データを送信する際に、当該情報を収集します。プライバシーに関する各会社の運用の詳細については、各社のプライバシーステートメントをご覧ください。

Nutanix プライバシーステートメント
日本ヒューレット・パッカード合同会社 個人情報保護方針
IBM プライバシー・ステートメント
RED HAT プライバシーステートメント

本イベントに関するご質問は、[email protected] までお問い合わせください。


塚本 正隆

塚本 正隆

テクニカルセールス本部 ソリューションアーキテクト, レッドハット株式会社

営業からIT講師の職種転換を経た後、大手H/Wベンダーのクラウドネイティブコンサルティングチームにて、プロフェッショナルサービスおよびデリバリーを担当。2024年よりレッドハットに入社し、現在は公共担当のソリューションアーキテクトとして日々活動中。おもしろそうな事に首をつっこむのが大好きで、お仕事とは関係なく様々な技術コミュニティ運営にも参加。最近はPlatform Engineering界隈でよくウロウロしてます。趣味は、眼鏡と音楽とゲームと漫画と合気道とメガネ。

大村 真樹

大村 真樹

ソリューション営業部 セールススペシャリスト, レッドハット株式会社

新卒で通信キャリアに入社。ユーザ企業側の立場で初めてクラウドネイティブに触れる。その後はITコンサルティング会社にて金融機関のシステム刷新プロジェクトに従事。FinTechの可能性に興味を抱き、FinTech系メガベンチャーにてBizDevも経験。現在はレッドハットにて「TechのみならずBizの目線」も大事にしながらソリューションセールスに従事。趣味はOpenShiftで遊ぶこと。

吉瀬 淳一 氏

吉瀬 淳一 氏

アドバイザリーソリューションアーキテクト, ニュータニックス・ジャパン合同会社

大手ベンダーのプロフェッショナルサービス部門で、主にミッションクリティカルインフラ構築プロジェクトを多数デリバリしたのち、グローバルのチーフアーキテクトとして、オープンソース技術を活用したクラウドネイティブソリューションをリード。

2023年にNutanixに入社し、クラウドネイティブやAI領域のソリューションアーキテクトとして活動。ギターと猫が好き。

中村 史彦 氏

インダストリー営業統括本部 インダストリー技術本部 本部長, 日本ヒューレット・パッカード合同会社

2004年に日本ヒューレット・パッカード株式会社へ入社。入社後は金融業界担当のプリセールスアーキテクトとして大手銀行、証券会社等を担当し、提案活動に従事。2016年よりプリセールスマネージャーとして、公共、金融、製造、流通、サービス等の様々な業界を担当後、2022年より現職となり、公共担当のプリセールスマネージャーも兼務。

 倉田 岳人 氏

倉田 岳人 氏

技術理事 東京基礎 研究所 AI テクノロジーズ担当 シニアマネージャー 博士(情報理工学), 日本アイ・ビー・エム株式会社

2004年東京大学大学院情報理工学系研究科修了。

同年、日本IBM入社。以来、同社東京基礎研究所にて、音声言語情報処理の研究に従事。2013年東京大学より博士号取得。

現在は技術理事、東京基礎研究所AI Technologies担当シニア・マネージャーとして、音声認識、自然言語処理の基礎研究、および国内外事業部門との協業を推進。

IEEE SLTCメンバー。IEEE、情報処理学会各シニア会員。博士(情報理工学)。