Red Hat OpenShift GitOps

Red Hat® OpenShift® GitOps は、Red Hat OpenShiftの機能の 1 つであり、Git リポジトリ、継続的インテグレーション/継続的デリバリー (CI/CD) ツール、Kubernetes を統合するワークフローを提供する Operator です。 

OpenShift GitOps は Argo CD を基盤として構築され、Git を宣言型の構成の信頼できる情報源として活用することで、チームによるアプリケーションのデリバリーを加速し、クラスタ構成の管理を効率化します。デプロイメントとインフラストラクチャの更新を自動化することで、一貫性を確保し、エラーを減らし、マルチクラスタ環境全体を望ましい状態に維持します。Red Hat OpenShift に統合されているため、アプリケーション開発ライフサイクル全体を通じた迅速な対応、容易なスケーリング、セキュリティの強化を実現できます。

OpenShift GitOps は、Argo CD を中核とするアップストリーム・プロジェクトとして構築されており、マルチクラスタによる継続的デリバリーを実現する宣言型 GitOps を提供します。OpenShift に含まれるツールの 1 つであり、サポート対象であるこの Operator はテストされ、強化されているため、アプリケーション開発ライフサイクル全体のセキュリティが向上します。また OpenShift GitOps は、OpenShift のユーザーエクスペリエンスに Argo Rollouts を統合するため、プロモーションまたはロールバックを実施すべきかどうかを判断するための自動テストを実施できるようになります。

Red Hat OpenShift と Red Hat OpenShift GitOps でできること

• クラスタとデプロイメントのライフサイクル全体に一貫性をもたらす
• ArgoCD を使ってクラスタリソースを管理する
• オンプレミス環境とクラウド環境にまたがるアプリケーションの管理を一元化する
• クラスタの状態を確認して、アプリケーションの制約を早期に把握する
• クラスタ全体でコードの変更をロールバックする
• Git 経由で送信された新しい変更をロールアウトする
• さまざまな環境向けにテンプレートを設定する
• ブルー/グリーン、カナリアデプロイなど、Argo Rollouts での自動トラフィック管理およびテスト機能を使用した詳細なデプロイメント戦略をサポートする