EX336

Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Automating OpenShift Virtual Machine Management -

概要

試験の説明

Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Automating OpenShift Virtual Machine Management - は、Ansible Automation Platform を使用して OpenShift クラスタで実行されている仮想システムを管理する能力をテストします。

この試験に合格すると、Red Hat 認定 OpenShift アーキテクト (RHCA®) を取得する際の前提条件となる Red Hat 認定スペシャリスト - Automating OpenShift Virtual Machine Management - を取得できます。

この試験は Red Hat OpenShift Container Platform および Red Hat Ansible Automation Platform に基づいています。 

試験の対象者

  • OpenShift クラスタで実行されている仮想マシンの日常業務を自動化することで生産性と効率性を向上させる方法を求めている仮想化管理者、システム管理者、サイト信頼性エンジニア。
  • 代替の仮想化プロバイダーから OpenShift Virtualization への仮想マシンの移行を自動化する必要があるクラスタ運用者。
  • Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) を目指す Red Hat 認定エンジニア

受験の前提条件

試験の内容

準備

試験の学習ポイント

以下に、試験の主な作業領域を示しますので、試験の準備にご活用ください。Red Hat は、認定試験の内容を追加、変更、削除する権利を留保します。変更する場合は、事前にお知らせいたします。

Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Automating OpenShift Virtual Machine Management - の受験者は、以下のタスクを実行する能力が求められます。

  • Red Hat Ansible Automation Platform Operator をデプロイする
    • Red Hat OpenShift Container Platform クラスタで Red Hat Ansible Automation Platform Operator をデプロイして設定する
    • Red Hat OpenShift Container Platform クラスタに automation controller インスタンスをデプロイする
    • Red Hat OpenShift Container Platform クラスタに Automation Hub インスタンスをデプロイする
    • Automation controller のインストール後に設定する
  • Ansible Automation Platform を設定する
    • Content Collections をプライベート Automation Hub にアップロードする
    • 実行環境をプライベート Automation Hub にアップロードする
    • 実行環境を Automation Controller にインポートする
  • インベントリーおよび資格情報を管理する
    • OpenShift Virtualization 仮想マシンのインベントリーを作成する
    • インベントリー変数を設定する
    • OCP クラスタ、Git リポジトリ、Hub にアクセスするための資格情報を作成および設定する
  • Automation controller プロジェクトを管理する
    • プロジェクトを作成する
    • ジョブテンプレートを作成する
    • ジョブを起動する
    • ジョブテンプレートのアンケートを作成する
    • Jinja2 テンプレートでアンケートの変数を使用する
    • ワークフローを作成する
  • 仮想マシンを移行するために Ansible Automation Platform を設定する
    • 仮想マシンの移行を準備するために Ansible Automation Platform Controller を設定する
    • OpenShift クラスタに移行ツールキット Operator をデプロイする
    • 仮想化移行ツールキットを使用して、VMWare や Red Hat Virtualization などの互換性のあるハイパーバイザーから OpenShift Virtualization に VM をインポートする
  • Ansible AAP を使用して OpenShift Virtualization を管理する
    • Playbook を使用して VM を作成する
    • Playbook を使用して VM を管理する
    • Playbook を使用して VM のストレージとネットワークを管理する
    • Playbook を使用して VM のソフトウェアインストールとサービスを管理する

Red Hat のすべての実技試験と同様に、再起動後も自動で設定が維持されるようにする必要があります。

知っておくべきこと

準備

Red Hat では、準備としてAutomate and Manage Red Hat OpenShift Virtualization with Ansible Classroom Training (DO336) の受講を検討されることをお勧めします。これらのコースの受講は必須ではなく、試験のみを受けることを選択できます。

Red Hat のトレーニングコースに参加することは、試験対策として重要ですが、試験の合格を保証するものではありません。それまでの経験、訓練、適性なども試験に合格するための重要な要素となります。

Red Hat 製品のシステム管理に関するさまざまな書籍や情報が提供されています。Red Hat では、そのような資料のいずれも試験対策ガイドとして公式に保証していません。しかし、そのような追加情報が理解を深めるのに役立つことがあります。

試験の形式

この試験は、Ansible Automation Platform Operator を使用して OpenShift Virtualization 仮想マシンを設定および管理するために必要なスキルと知識を評価する実技試験です。この試験は 1 つのセクションで構成され、所要時間は 4 時間です。受験者は Red Hat OpenShift Virtualization と Ansible Automation Platform を使用して日常的な設定および管理タスクを実行し、一定の基準を満たしているかどうかが評価されます。　実技試験では、受験者は実際の業務と同様のタスクを実行する必要があります。

試験結果と通知方法

試験の正式な結果は、Red Hat Certification Central から送付されます。 試験官やトレーニングパートナーが受験生に直接結果を報告することは認められていません。通常、試験結果は米国の 3 営業日以内に送付されます。

試験結果には合計得点のみ記載され、個々の項目ごとの成績は通知されません。また、それに関するお問い合わせには回答しかねますので、あらかじめご了承ください。